当社は、学校法人東京農業大学(所在地:東京都世田谷区)と、「食品ロスを活用した困難を抱えた世帯支援の効果検証に関する研究」を共同で行うにあたり、共同研究契約を締結したことをお知らせいたします。

国内で522万トン(2020年度推計)の食べられる食品ロスが発生していることが社会課題として認識される一方で、所得低迷や物価高騰の影響を受け、生活に困窮する家庭は増えており、子どもの貧困という課題にも注目が集まっています。
本研究では、この2つの課題を同時に解決すべく、農業や食品ロスに関する知見を有する東京農業大学と、寄付食品のマッチングや物流の仕組みを構築している当社が連携し、当社が構築する仕組みによる、食品ロスの削減効果、困難を抱える世帯への経済的な支援効果および栄養充足率の改善効果を検証するものです。
また、実証実験を行いデータを収集・分析するだけでなく、東京農業大学の学生とも連携し、共同で子ども食堂を運営し、現場からの知見を得ることにも取り組む予定です。
■共同研究 概要
研究内容:ネッスー株式会社の構築する仕組みのもたらす以下3点の効果を検証
1.食品ロスの削減効果
2.困難を抱える世帯への経済的な支援効果
3.困難を抱える世帯への栄養充足率の改善効果
研究期間:2022年12月1日~2023年12月31日(予定)
研究代表者:東京農業大学 国際農業開発学科 准教授 入江満美
ネッスー株式会社 代表取締役 木戸優起
■学校法人東京農業大学 概要
所在地:東京都世田谷区桜丘1-1-1
代表者:理事長 大澤 貫寿
設立:1891年
https://www.nodai.ac.jp/