こどもたちには、生まれた環境により機会に格差があります。
その格差は、本人たちの可能性をせばめ、希望を奪うだけでなく、日本を支える人材を育てる観点からも、社会的な損失を生んでいます。
わたしたちは、この社会課題を解決したいと願う企業・団体・個人の方々と連携して想いをつなぎ、課題解決の仕組みを生み出して、こどもたちや子育て中の家族に希望をとどけます。
わたしたちは生まれた環境によるこどもの機会格差が存在しない社会の実現を目指し、あたらしい仕組みで希望をとどけるため、日々邁進しています。 インパクトレポートとして、過去1年間の取り組みをとりまとめました。
※ 順不同
企業の排出する食品ロスやリサイクル資源を、廃棄せずに有効活用する循環モデルを構築しています。食品ロスは地域のこども食堂やひとり親世帯の支援に活用し、食品ロスを削減しながらこども支援と地域貢献につなげます。リサイクル資源はサプライチェーンを最適化しつつ、環境対応とコスト低減を実現しています。
小売店で発生する、まだ食べられるけれど販売できなくなった生鮮食品を、ひとり親世帯等を含む消費者へリアルタイムにマッチングを行う仕組みです。利用者は、通常より安価に商品を購入して、店舗に設置した専用冷蔵庫で購入した商品を受け取ることができます。小売店における食品ロスの削減と、困難を抱えた世帯の支援の両立を目指します。
地方自治体と連携し、個人の方や企業からのふるさと納税を活動資金に、生産者や農協、漁協、食品メーカーが連携して、地域の産品や自然環境を活用してこども食堂やひとり親世帯を支援する新しいフードバンクの仕組みです。個人の方は通常のふるさと納税と同様に返礼品を受け取ることができ、集まった寄付金は食品や体験の提供に活用されます。
食品メーカーなどと連携し、まだおいしく食べられる余剰食品も活用して寄付や販売をすることで、食品ロスも削減しながら、支援団体の事業活動や、ひとり親世帯の生活をサポートします。取引や配送を効率化することで、事業に関わる企業の手間やコスト、リスクの削減も実現します。
保育園でこどものおむかえと一緒にその日の夜ごはんを受け取れるネットスーパーです。地域の連携先飲食店でつくったお惣菜など、安全・安心な夜ごはんを、当日13時までの注文で、当日に連携先の保育園へお届けします。また、最低注文購入価格がなく、定期注文する必要もないので、その日にほしいものを1品から注文できます。